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愛犬:コスモ(ウィペット)

のなさん
愛犬:コスモ(ウィペット)



のなさん
プロフィール
1998年よりベルギー在住。一日20時間は寝る猫のような不思議な犬、ウィペットとともに暮らしています。
お散歩は近所の小麦畑を毎日5km。小麦の海をカンガルーのように跳ね回るコスモは実はウサギ取りの大名人です。今までにしとめたウサギは数知れず。
ピーターラビットファンのワタシは毎回涙ものです。




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Afternoon cafe


【2007/04/03】

我が家にプリウスがやってきたぞ記念・ヨーロッパにおける環境問題


我が家にHybridのプリウスがやってきました! 相方の会社の車なのですが、自分で好きなのを選んでいいとのこと。
候補にあがっていたのがプリウスとカローラ。 私は大きくてなんでも放り込めそうなカローラがよかったのですが、環境問題にうるさいヨーロッパ人である相方君は断然プリウス派。 結局彼の車なのでプリウスに決定いたしました。

そこで今日は、「我が家にプリウスがやってきたぞ記念(?)」ということで、今日はヨーロッパにおける環境問題についてお話したいと思います。

私が日本をはなれた10年前はごみの分別もうるさくなく、なんでもかんでも捨てられたし、リサイクルもそれほど復旧していませんでした。 今は日本もリサイクルや買い物袋にずいぶんうるさくなりましたよね!それでも「環境問題先進国」であるヨーロッパにはまだまだかなわないなぁというのが私の感想。
最近EUでは「Kyoto +20」という目標がだされました。 これはCo2の排出量を京都議定書よりも20%少なくしようというもの。これにむけていろいろな法律、新しい税制度が制定されるようです。
例えば…。 ベルギーの渋滞、環境汚染の一原因である車。 ベルギーは小さい国なのに公共交通機関が発達しておらず、車社会です。しかも共働きが多いので一家に車2台というのもアタリマエ。 車だって安くないのに、なぜこんなに車が多いのか? それは税金大国であるこの国で(平均所得税50%ですからっ!)、給料の額をあげてしまうと、税金がたかくなり、本人に入る額はすくなくなります。 そこで給料の額面をあげるかわりに、車を貸与しガソリン代も会社が負担することが多いのです。

だからこそ、へっぽこ車がたくさん走っているヨーロッパの中でもベルギーは比較的に新車率が高い。。 これは3−4年で新車にかわるリース制度のせいなのです。
会社がガソリン代を負担、となるとガソリン代を気にしなくていいので、自然と流行にのってここ最近4X4の車が激増しています。

こんな状態のベルギーで20%の削減。。。 難しいですよね。
まず政府が攻撃したのは上記のようなカンパニーカー。 環境汚染をするカンパニーカーの税金を高くします。 4X4はもちろん「走る環境汚染マシーン」ですから、税金は高くなります。税金を高くすることによって、会社のカンパニーカーの選択肢から4X4を失くそうというのが狙い。

そして一般人も現在の車のCo2排出量よりも排出量の高い車を買う場合は特別な税金を払わなくてはなりません。 例えば、私が乗っているヴィッツ、Co2の排出量は114g。もし私がカローラに買い換えるとなると排出量は増えるわけですから、この特別な税金を払う必要があります。 それを払いたくなければ、今乗っている車と同じレベルの車をキープするか、小さい車に乗り換えなければなりません。

プリウスのCO2排出量はなんと102g!! ベルギーの日系T社で一番小さいサイズのAygoでする109gですから、すごいですよね! それにくらべてLexus4X4はなんと192g。 プリウスの約2倍ですからっ!

4x4の車は必要な人もいると思います。 農家の方とか、山あいにすんでいる方とか、、、でも普通に会社勤めをして、普通の住宅地にすんでいる人に必要な車なのでしょうか?私には疑問が残ります。 ホリデーでいい空気をすいに山へ行く人たちが、CO2をまきちらし、ガソリンを食いまくる4X4で出かけるというのもなんだか皮肉な気がしますが。

政府がいくら法律を制定したところで、個人一人一人が環境問題を考え、行動しなければ温暖化を遅らせることは難しいと思います。 環境問題の教育が比較的行き届いているヨーロッパですらこの状態ですから、まだまだ環境問題途上国である中国やアメリカにはもっともっとがんばってもらわないといけないですよね。

温暖化をとめるのはもう無理だという話もありますが、少しでも遅らせるために、小さなことでも私達一人、一人が実行していきたいところ。

私達の孫、ひ孫世代に、今と同じ地球を残してあげたいというのが私の願いです。


写真はヨーロッパの中で最も環境問題にうるさいのではないかと思われるドイツでとったもの。 ドライブしていてドイツに入った途端にこの風力発電をたくさんみかけます。


ARCHIVES
我が家にプリウスがやってきたぞ記念・ヨーロッパにおける環境問題【2007/04/03】
特派員 のなさんのホームページ「Afternoon cafe」はココ!

編集部より
のなさんはベルギー在住、ベルギーといえばビールにチョコレートそれに金細工が有名ですが。イメージとしては人口密度が高く都市って感じですが、さすがヨーロッパ、自然に恵まれていて小麦畑でうさぎ狩が出来るとのこと、驚きですね。またお住まいもDIYで改装しておられます。それがまた楽しそうです。ヨーロッパの奥行き歴史・文化の深さが感じられます。
のなさんのホームページは
http://www.afternooncafe.com/

*ウイペット(Whippet) イギリスで19世紀ごろ、貧しい人用のグレイハウンドとして作られたのが始まりだそうです。 グレイハウンドや、アフガンハウンド等と同様、目で狩をする狩猟犬なので、小動物を見るともう制止がききません。室内ではおとなしく、ほとんど寝てます。でもいったん外に出ると、ウィペットの本領発揮!ウィペットは走るのが大好きです。